変形性膝関節炎	膝の痛みの中で一番多いのがこの病気です。 膝の変形に伴い関節軟骨が擦り減り、関節の痛みが現れます。 中高年以降の女性に多い症状ですがスポーツ等で慢性的に膝を酷使した方は年齢に関係なく発症します。
外傷による膝の損傷	転倒・スポーツや事故等によって膝の関節に損傷をきたします。 炎症がひどい場合は関節内に水が溜まり痛みが増します。 靭帯損傷も多く、内側・外側の側副靭帯、前後の十字靭帯で断裂の場合は手術になる事もあります。
その他の原因	リウマチ・O脚X脚・肥満等があります。

患者様の問診より変形等の非外傷性か？外傷性(事故等)か？
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●変形性膝関節症等の非外傷性の場合、どの程度変形が進んでいるか？
痛みの度合いは？ 痛みが出る動作や場所等をお尋ねします。

●事故やスポーツ障害などの外傷性の場合は、徒手検査により損傷している靭帯と損傷の程度を調べます。

施術の方法

変形性膝関節症	膝関節に痛みが生じている場合は患部をかばう為に股関節や腰部にも負担がかかり筋肉が疲労しています。 治療としてはマッサージで全身の筋肉をほぐし、鍼灸治療は患部の膝関節を中心にします。その他、膝の腫れなどがある場合は腫れや浮腫みをとるエアマッサージを致します。
外傷性の場合 (事故やスポーツ障害)	受傷直後の場合は安静と固定が必要ですので必要に応じた処置を致します。受傷後ある程度時間が経ったにもかかわらず痛みが残存している場合は鍼治療を中心に致します。 またお灸も積極的に併用する事で痛みをより早く軽減する事ができます。靭帯や半月板の損傷があまりにも受傷な時は医療機関をご紹介します。

ご家庭や普段の生活で気をつけること

変形性膝関節症の方は足の筋肉(特に太ももの前と内側の筋肉)を減らさないように心がけて下さい。正座は無理にする必要はありません。過度な膝への負担は減らしましょう。
また肥満傾向にある方は体重に気をつけましょう。当院では運動の相談にも応じますので お気軽にご相談下さい。